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2022年度『QCサークル』誌活用・普及貢献賞 受賞コメント

『QCサークル』誌は「現場第一線で働く者にとって、気安く読めて勉強になり、新鮮な情報を提供してくれる雑誌がほしい」という現場第一線の職長・組長の要望から1962年に誕生しました。今後も現場第一線のみなさまに本誌を活用していただくことで、QCサークル活動が活性化してほしいと考え、60周年(2022年)の節目を迎えるにあたり、『QCサークル』誌活用・普及貢献賞が創設されました。

本賞は、企業・組織においてQCサークル活動の導入および継続的な教育のために現場・職場で月刊『QCサークル』誌を活用され、社内または社外においてQCサークル活動の普及・推進に対し顕著に貢献し、かつ今後も継続した活動が見込める組織・QCサークル・個人を表彰するものです。

※賞の対象

(1)組織(事業所、部なども含む)

(2)QCサークル (小集団改善活動を実施するグループ、チームを含む)

(3)専門団体※・団体 ※QCサークル支部・地区

(4)個人

(5)その他

2022年度(5)その他で受賞された5名の方々の受賞コメントを紹介します(五十音順)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾野 克俊さん(東海大学名誉教授)

2022年度に創設されました、『QCサークル』誌活用・普及貢献賞を授与していただきました。

思い返せば、2010年に前任者の中條武志先生から編集委員長を託され、2020年に現編集委員長の光藤義郎先生に引き継ぐまで、アッという間に10年が過ぎてしまいました。

これからも、『QCサークル』誌編集委員会の顧問として、QCサークル関東支部神奈川地区顧問として『QCサークル』誌の普及に貢献していきたいと心を新たにしております。

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池澤 辰夫さん(早稲田大学名誉教授)

『QCサークル』誌活用・普及貢献賞を頂き恐縮致しております。編集委員になったのは、1963年(サークル発足の翌年)で、・・・今年は60年目、95歳です。年のせいで賞を頂いたものと思います。有難うございます。

昨年、サークル誌誕生60周年のお祝い年に「祝辞」を述べさせて頂きましたように「夢と希望」を感じさせ「楽しく学び合え、感動を与える」雑誌であることを期待しています。

(それにしても、昨年来の雑誌方針「原点からの新たな幕開け」でサ-クル誌の毎月の変貌ぶりには感嘆しています!感動しています!)

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狩野 紀昭さん(東京理科大学名誉教授)

日科技連から発刊されていた「クオリティマネジメント」誌が2011年に休刊になってから既に10余年経過し、同誌の存在がTQMの普及発展に如何に重要であったかを再認識するにつけ、本誌がQCサークルの発展のために如何に重要であるかを、本賞の受賞を機に改めて確信しています。

QCサークルがQPS(製品・サービスの質)とQWL(仕事生活の質)の両面からの発展に本誌が増々役立って行くことを期待しています。

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中條 武志さん(中央大学教授)

この度は、『QCサークル』誌活用・普及貢献賞を賜り、大変有り難うございます。私が編集委員長をとつめさせていただいたのは、読者の減少が進んだ時期でしたが、企画委員や編集委員、事務局、読者の方々からは色々なアイデアをいただき、試行錯誤を繰り返したことを思い出しました。

今回の受賞はこれらの方々を代表してのものと思います。この場を借りて、QCサークル誌の活用・普及に力を尽くしていただいた方々に対して心から厚くお礼申し上げます。

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細谷 克也さん(品質管理総合研究所代表取締役所長)

『QCサークル』誌活用・普及貢献賞の受賞、ありがとうございました。非常に光栄に思っております。思い起こしてみますと、1971年に『QCサークル』誌編集委員に就任、1994年に編集副委員長、1998年編集委員長、2005年から顧問に就任し、同誌には89本の原稿を執筆し、『QCサークル』誌との関わりは50余年にわたってきました。

まだ、現役でやっておりますので、これからも『QCサークル』誌の普及と活用、そして、「『QCサークル』誌を読んでQCサークルを活性化しよう」と叫んでまいります。